アダルトチルドレンのお母さんが子どもを褒める前にやるべき3つのポイント

褒める子育てがしたいのに なぜできないの?

私自身が、アダルトチルドレンとは知らずに3人の子育てをするお母さんだった

心理カウンセラーの会沢静玲音(アイザワセレーネ)です。


褒めて育てるのがいい、そんなことはわかっている!」


「褒めてあげよう」


1人で冷静な時はそう思えるんですよね!


でも、いざ子供がいう事を聞かない



時間がないのにゆっくりしている



兄弟喧嘩が始まった…



その瞬間



「どうして言うこと聞けないの⁈」 



「さっさとしなさい!」



「何やってるの⁈ 」

大声を張り上げている自分がいる。



そして、怒りながら子供たちの行動を促している。




夜になって、子供たちの寝顔を見ながら、また怒ってしまった…と、自分を責める。

そんな繰り返しでした。

とにかく、毎日やらないといけないことをこなすのに精一杯で、自分もクタクタだったんです。



では、どうすれば良かったんでしょうか?





子どもを褒めて育てる前に、もっと大切な3つのポイントがあったんです。


① 自分を労う


② 自分を褒める


③ 自分を許す




どうでしょう?



できていますか?



当時の私は、そんなこと思い付きもしませんでした。



どういうことか、1つずつ解説していきますね。

① 自分を労う

私を含め、アダルトチルドレンの人は自己犠牲を厭わない方が多いので、自分のキャパを超えていても気づかないで、とことん頑張ってしまいます。



キャパを超えているので、できなくても仕方がないことまで、「出来ない自分はダメだ!」思ってしまいます。



出来ない自分はダメだと思っているので、子供の出来ないことも許せないのです。



ですので、結果だけで判断しないで、まずは頑張ったこと、頑張ろうとした自分を労いましょう。




「1日よく頑張ったね!」



「家事も育児も、めいっぱいで疲れちゃったよね。」



「こんなに頑張ったんだから、好きなミルクティーを入れてあげるね!」




そんなふうに、意識して自分にご褒美をあげるのもいいですよ。


② 自分を褒める


アダルトチルドレンは、完璧主義の方が多いので、白か黒か、100か0かで判断してしまいがちです。



ですので、ちょっとでも出来ていないところがあると、認められないんです。



人から見たら「すごい!」と思えることでも、「これくらいなんて、ぜんぜんダメ!」と否定してしまいませんか?



すると、子供がやったことも、出来ていないほうが気になって褒められなくなってしまいます。



100か0ではなく、たとえ30でも60でも、まずはできたところを見るようにしてください。



どんなことでも、ちょっとしたことでも、出来た自分を褒めてくださいね。





「疲れていても、朝起きれた私はすごい!」



「ご飯の支度をした私はエライ!」




忙しい中で、少しでも子供の相手ができたのって、私なかなかやるじゃん!」




続けていると、きっと胸の奥が じわっと温かくなりますよ

③ 自分を許す



アダルトチルドレンは、自己肯定感が低いので、自分責めをすることが多いのです。



必要以上に背負い込んしまったり、自分を責めてしまうことってありませんか?



何でも完璧にこなせる人はいません。



まして、家事に育児に妻としてと、仕事をしている方は仕事にと、何役もあるのです。



「ちゃんとできても、できなくてもどっちの自分でもいい!」と、許す癖をつけましょう。



「○○べき、○○ねばならない」があると苦しくなります。



「また、出来なかった!」



「また、怒ってしまった!」



自分を責める代わりに




「そんな日もあるよね!」



その分頑張っている日もあることを思い出して、許してあげてください。




そうすると、子供ができない時があっても、「また、次頑張ればいいか!」と待てるようになっていきます。




いかがでしたか?




この3つを自分にできるようになると、意識しなくても自然とお子さんを褒められるようになっていきます。



お子さんが表情豊かに育つためには、お母さんが心豊かに子育てを楽しめるようになるのが一番です。



お母さんの笑顔に勝るものはありませんから



まずは、意識することからでもいいので、ご自分にやってみてくださいね。




誰かに、労ってもらうより、褒めてもらうより、許してもらうのを待っているより、自分で自分に直接言ってあげるほうが、早く癒されていきます。

ちなみに私がこれをやった時は、やり始めて数日後に、急に涙が溢れてきて、胸の奥から感情が湧き上がってきました。



「今まで褒められることがなかったのが悲しかった!」



「やっと褒めてくれて嬉しい!」




これ、私が母にずっと求めていたものでした。



実は、一番自分に認めて欲しかったのです。



この両方が同時に出てきて、しっかり感じ切ることで、胸の違和感がなくなっていきました。






子育ては、自分育てでもあります。

先のなが~い子育てを頑張り過ぎず、今の自分を子供にするのと同じように、ヨシヨシしながら、もう一度自分が望んでいた子育てを自分にもしてあげるつもりで、試してみてください。




数か月もしたら、きっと笑顔が増えて、怒る回数が減っていることに気付くかもしれませんよ。



もしそれでもうまくいかない、1人で抱え込んでいるなあと思ったら、視野が狭くなって堂々巡りをしているより、相談してみてくださいね。



カウンセリングを受けることで、気持ちが整理されて、前に進みやすくなります。




そんな時は、ぜひお得なお試し体験カウンセリングに申し込んでみてください。