お母さんの愛情(母性愛)とお父さんの愛情(父性愛)あなたはどちらのほうが大事だと思いますか?
正解は、もちろんどちらも「大事」です。
ただ、順番がとても大事になります。
母性愛とは、無条件の愛とも言われるように、全てを受容してくれる愛です。
この愛をしっかり与えらた子供は安心感を持って育つので、自己肯定感が高くなります。
父性愛は条件付きの愛で、しつけや社会のルールを教えるなどで、父性愛が適切に与えられると、社会性を学べるので、自らの判断に委ねることができ、臆することなく行動したり、行動を修正したりができるようになるのです。
ですが、母性愛がないまま父性愛だけを与えても土台がぐらついて受け取れません。
まずは、母性愛がベースになります。
なので、順番がとても大事なんです。
とくに、AC(アダルトチルドレン)の方は、この母性愛がちゃんと与えられなかった方が多いので自己肯定感が低いのです。
ベースに不安があるので、自分の判断にも自信が持てなくて、行動に移せなかったりしてしまいます。
それでは、子供の頃に母性愛や父性愛を与えられなかった人は、「もうだめだ」と諦めなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません。
今からでも、ご両親がいなくても、与え直すことは可能です。
自分で自分に与えることができます。
まずは母性愛、次に父性愛→母性愛→父性愛→母性愛というのが理想的な順番になります。
ただ、何事にも上手くいくやり方、コツといったものがあります。
自分一人でやると、長年の癖に引っ張られて、「やっぱりダメだ!」と益々自己肯定感を下げてしまいかねません。
最初は、専門のスキルを持ったカウンセラーの元で、始められることをお勧めします。
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