「新しい事を始めたり、いつもと違うことをするのが怖くてなかなか行動に移せ移せません。
もっと、積極的に行動できるようになりたいです。」
こんなお悩みをいたたきました。
こんにちは。
心理カウンセラーの会沢静玲音(アイザワセレーネ)です。
こういうお悩みを持つ方は、けっこう多いのではないでしょうか?
頭では行動したい、もっと積極的になって目標に向かって頑張りたいと思ってもいるのに…
でも、いざとなると足がすくんでしまう。
やって失敗したらどうしよう…
そんなことが頭をよぎって怖くなってしまうのです。
そして、こんな自分はやっぱりダメだと、自分で自分を責めてしまいます。
でも、あなたのせいではありません。
なぜなら人間の脳には、「変化するのは危険」
という本能的な機能が備わっているからなんです。
なので、自分を責める必要もないのです。
ではなぜ積極的に行動できる人とできない人がいるのでしょうか?
それは、成功体験をたくさんしているかどうかで決まります。
例えば、子供の頃にお母さんの肩たたきをしてあげたとします。
それをお母さんが、とても喜んでくれたり、褒めてくれました。
すると、肩たたきをすることに抵抗がなく、自分が行動したらよい結果をもたらすと思えて、またしてあげるという行動がとれるのです。
しかし、その同じ肩たたきをしてあげた時に、怒られたり、兄弟と比べられて下手だと言われたらどうでしょう?
自分がやっても喜ばれない、自分はやらないほうが良かったと思って、もうしてあげたいとは思わないはずです。
そういう事が積み重なると、自分から積極的に行動することはしないほうがいい。
そうインプットされていくので、なかなか行動に移せなくなります。
それでは、どうすれば積極的に行動できるようになるのでしょうか?
まずは、小さな成功体験を積み重ねてみてください。
脳は急激な変化を嫌いますが、小さな変化は受け入れやすいのです。
だから、小さな成功体験をたくさんインプットするほうがいいのです。
例えば、
朝晩の歯磨きでもいいし、
ご飯を食べるのでも、
パソコンを開くのでもいいです。
コーヒーを飲む人なら、
コーヒーを入れられたことでも、
飲んだことでも、
買ってきたことでもいいので、
あなたが毎日、無意識に習慣的に行動していることを、意識して行ってみてください。
「よし、歯を磨くぞ!」
「よし、ご飯を食べるぞ!」
「よし、パソコンのボタンを押すぞ!」
「よし、コーヒー飲むぞ!」
こんな感じです(^^)
「冗談でしょ⁈」
そう思われましたか?
いえいえ、冗談ではありません。
これがいいのです!
そして、できたら必ず褒めることを忘れないでやってみてほしいのです。
要は、自分が起こした行動をとにかく褒めるのです。
言葉に出して言ってくださいね。
自分の耳で聴けるほうが効果が出やすいので。
「よくやった!」
「私ってすごい!」
「毎日できるなんて天才!」
「最高だ!」
「私って、本当に素敵!」
自分が言ってほしい褒め言葉なら何でもOKです。
「本当にそんなことで変わるの?」
そう思われたかもしれませんが、脳は事の大小は関係ありません。
とにかく行動を起こしたら、褒められた! (自分ならいつでも褒められるからいいのです)
それが大事なのです。
ぜひ続けてみてください。
小さな行動を意識する+褒める=成功体験になる
「また、出来なかった」という失敗体験をインプットするのではなく
ちょっとした小さな成功体験をたくさんインプットする方が、自信を持って行動できるようになる近道なのです。
1つ注意点があるとすれば、もし出来なかった日があっても自分を責めたり、落ち込んだりしないでください。
「そんな日もあるよね!」
と出来なかったことも受け入れて、認めてあげてくださいね。
そして、次に出来た時には、いつも以上に褒めてあげてください。
そんな小さな一歩から、自分の積極性や自己肯定感が高まって、大きな一歩も踏み出せるようになっていくのです。
ぜひ、試してみてくださいね。
それでも、
1人では難しい…
1人では苦しい…
誰かにサポートして欲しい…
そう感じた時には、いつでも
「助けてほしい!」
と言っていいんです。
その相手が、会沢静玲音(アイザワセレーネ)なら、全力でサポートさせていただきます。
あなたの大きな一歩のために、勇気を持ってまずは小さな一歩を踏み出してみてください。
心から、あなたの勇気ある一歩を応援しています。